建築学科

 

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H19年度は白子町で地域づくりに生きる施設設計の演習をしました

現代GP「共生環境デザインによる房総半島活性化支援」の一環として、また3年次を対象とした授業である建築設計?の課題として、デザイン工学科建築系の柳澤グループはデザイン工学科意匠系と連携しながら南房総の白子町の活性化支援プロジェクトを実施した。白子町はテニスなどスポーツリゾートまた砂風呂温泉などの健康施設で有名であり、また美しいビーチやチューリップ花畑などの自然も豊かである。さらに歴史民族資料館や「椎の古木」や「九十九里地引網発祥の地記念碑」などの史跡・文化財もある。この地で豊かな自然環境を活かしながらスポーツとアートをテーマに街・施設の計画・デザインやリニューアルを進めた。

学生は半年かけて提案づくり

我々のグループは3年生14名、TAとして柳澤研究室の大学院生2名で行った。学生は4つのグループ(テニス村整備2グループ、アート・交流拠点整備グループ、海岸再整備グループ)に分かれて、それぞれ数名づつのグループ作業で進められた。10月9日の最初のオリエンテーションを皮切りに、10月20〜21日に最初の現地調査と地域住民との意見交換、11月11日に2度目の合同現地調査、12月8〜9日に中間発表会、そして1月26〜27日に最終発表会というスケジュールで行った。

本物に挑むたいへんさと楽しさ

通常の設計課題は、個人でまた架空の敷地に自分たちの思い通りの提案をするきらいがあるが、今回の課題はグループで協力して進めなければならず、また実際にさまざまな問題をかかえる地域に出向いて課題を探り、自分たちの提案を地域住民に発表するということで、当初はかなり戸惑う学生も多かった。しかし、実際に自分たちの足で現地を調査したり地域の人々に意見を聞きながら、グループ全体で課題を見つけ、具体的な提案にまとめあげ、それをさらに大勢の住民を前に発表するという経験を通じて、実際のプロジェクトを行う大変さと同時にその楽しさややりがいを実感することができた。また地域住民にとっても大学生とのコラボレーションはかなり刺激になったようで、今後より意欲的に街づくりを考えていこうというきっかけになったようである。

専門家の協力

同様のプロジェクトとしては、やはり3年次を対象とした建築設計?の課題として行った千葉県佐倉市中心市街地活性化プロジェクトがある。これは平成15〜17年度に千葉県佐倉市の中心市街地の活性化を商工会議所や佐倉市役所また市民団体との協力を得て実施したものである。その中で子供や若者、主婦や老人、観光客の利用も想定した市民のための交流・憩いの施設の計画提案を行ってきた。また本プロジェクトの実施に際しては建築家で早稲田大学スポーツビジネス研究所客員研究員でもあり、国内外のスポーツ施設計画に詳しい田辺芳生氏をアドバイザーに迎え、計画や学生の指導の協力、また地域住民への情報提供やアドバイスを依頼している。